さいたまブロンコスを見て考えたこと

わたくし、ブロンコスのホームゲームの時には
丸政園のブースで抹茶ラテを売るバイトをしています。
バイトの合間合間にゲームを見ているんだけど、
見ていて考えたことを2つ書きます。


①観戦スポーツの方向性
Jリーグフィーバーの当時、
サッカーは野球と比べて、こんなコトが言われていたような気がします。
「サッカーは退屈しない!
 時間も90分で終わるし、常にボールが動いていてエキサイティング!」


恐らく、サッカーを見る目が進化したのでしょう。
オイラは日本代表の試合でも、好きな浦和レッズの試合でも
退屈しちゃうときがあります。
サッカーの何が退屈かというのははっきりと言葉には出来ないんだけど、
要は飽きちゃってるのかも知れません。


そんで、バスケを見ていて思うのは
「時間も40分で終わるし、常にボールと人が動いていてエキサイティング!」
ってな事です。


野球は正式データが無いから何とも言えないけれど
オッサンスポーツだと言われています。
Jリーグの観戦者調査(2006年)を見ると
リーグ平均で35.9歳ということで観戦者の高年齢化が進んでいます。
(ちなみに2004年調査は34.7歳ですよ。)
Bjリーグは(こちらもデータが無いので何とも言えない)
客席を見ている限り観戦者は「若い」印象を受けます。


まだまだ、Bjリーグプロ野球Jリーグと同じ棚にあげるのは
少し早いかなと感じますが、
観戦スポーツにはより早いスピード・展開、
より強い刺激を求められていっているのかなと考えてました。
アイスホッケーなんて次、来るんじゃないかしら?
(そして、その反動として展開の緩いスポーツの見直しも進んでいくとも思いました。)


追記:最近、裁判の傍聴が人気らしいです。
   より強い刺激という点では
   人間が刑に処せられる瞬間というのは
   めちゃくちゃ強いよなと思います。



②いつのまにか、成熟してた目

思えば、Jリーグが発足当時
ラモスのスルーパスやカズのまたぎフェイントを見て
「自分じゃあんな事出来ないよなー。」って感動しながら見ていました。


今はそんな事思いません。
だって、スコールズミドルシュート
ジダンマルセイユルーレットも知ってしまってるんですもん。
ちょっとやそっとじゃ、感動しません。


プレーの比較基準は自分からいつのまにか、世界のプレーヤーへ。


今日のブロンコスのゲームを見ていて、
プレーの比較基準は自分のプレーでした。
バスケットを見る目も変わっていくのかな?